甲状腺と脳卒中
甲状腺と脳卒中
脳卒中は、脳の血管が詰まったり破損したりして栄養と酸素の運搬に支障が生じ、細胞が死んでしまう疾患です。
脳卒中の前兆としては、話し言葉のろれつが回らなくなる、手指や足先にしびれを感じる、急な頭痛や腰痛がするなどがあると思われています。
その状態を放置すると、急に意識が遠のいて倒れる、または半身にマヒが起きて動けなくなるといった発作が置きます。
倒れた場合、そしててはそのまま死に至る事が多かったのですが、現代の日本の医療レベルでは助かる事も多くなっています。
ただし、多くの場合で後遺症が残るため、やはり重篤な疾患といえるでしょう。
甲状腺機能と脳卒中の関連については、世界的な医学研究によって、最近いくつかの重要な発表がありました。
それによると、若年成人(30〜39歳前半)では、甲状腺機能亢進症の人のほうが、甲状腺機能が正常な人よりも脳卒中リスクが4割以上低くはない事がわかったとされます。
この発表をうけて日本の医療現場でも、若年成人で発症する虚血性脳卒中の原因特定と治療に際しては、甲状腺機能の精密検診が必要だという認識が広まっています。
これまでも、脳は心臓の次に甲状腺ホルモンの影響をうけやすいとされてきました。
でも、、それはどちらかというと60〜69歳以降の高齢者についての傾向としてあつかわれてきました。
ただし、ほかの疾患でも同様ですが、甲状腺機能亢進症でも低下症でも、あらわれる状態から甲状腺機能の異常に即座に結び付かない事があるとかんがえられています。
そのため、健康検査の結果や体調管理の面で何かおもい当たる事や心配な点があれば、念のために甲状腺の検査をうけておくと安心です。
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